2015年2月25日水曜日

YusukeTamura


【自己紹介】34歳、男。

【冒険の記録】

▼1
冒険の書入手。何と言っても天気がいいのは気持ちがいい。感謝。

▼15
YCC周辺。とりあえず歩いて行けるところをまずは行ってみよう、ということで、「港のファンタジー編」に決定。象の鼻テラス方面へ歩く。

▼2
象の鼻テラス。そんなに人も多くなく、落ち着いた雰囲気。まずは×印まで行ってみようか。

▼7
「港のファンタジー」っていうくらいだから港を調べる。

▼62
遊覧船は人が多かったので、橋げたの下かな。

▼42
一回決めたから変えない。ということで回廊。

▼28
天気がいいので、回廊にも陰鬱な感じはあまりない。(もともと無いのかもしれないけれど)

▼71
回廊を少々進みすぎたせいか、いい感じのカフェレストランがだいぶ遠い。あれかな?
ということで、得たイメージは「無限回廊」。

▼112
かつてあった話であり、またいつかあるかもしれない話。

▼32
地下までは行かない。(こっちでも十分怪しい気がするけど)

▼87
マニアックな店構えを脇目に十字路まで。

▼80
非常口。あれね。確かにちょっと大きいね。

▼6
小学校の時、養蚕家のクラスメートの協力でカイコの幼虫を飼育するという授業があった。持ち回りで家に持ち帰って、桑の葉を与えて様子を見るという今考えるとトンデモな授業で、家族からもそれはそれは大変な不評だった。他のバリエーションとして、「佃煮のためにイナゴを100匹捕まえてくる」という宿題が出たこともある。繭を茹でたところまでは覚えているけど、採った糸をどうしたのか覚えてないな…と、渡り廊下を歩きながら考える。

▼49
「ダンジョンのマップ」という表現、好きです。

▼65
急いでもないけど、とりあえずエスカレーターを降りる。

▼58
カードゲームの大会が開かれていて、大層な盛り上がり。建物を出る。

▼114
県民ホールではマーチングの大会が開かれている模様。楽器は吹けるけど、ジャンルとしてはあまり得意ではない。幸いいい天気なので、走らなくても大丈夫です。

▼91
公園に入って直進。天気のせいか、明るい表情の人が多くて何より。

▼76
ホテルニューグランド。祝開港156周年。いつも開港に感謝を忘れずに。

▼37
格式の高そうなホテル…見るだけですすみません。

▼51
中庭へ。

▼63
素敵な情景が蘇るよう。

▼121
おしゃれなコンビニ…確かに。

▼25
展望台は遠慮しておこう…

▼10
明るすぎる天気に不釣り合いな不穏さが迫る。

▼22
実は、山下公園に入るのは初めて。不気味な、はずのステージには熱唱するおじさん。不気味さ台無し。

▼40
獅子座とおとめ座がどれなのかわからず、全く別の方向へ…google先生のおかげで何とか。(聖闘士星矢とか、十二宮とか、そんなキーワードでひたすら検索)
「まっすぐ」ってあるんだから素直に進めばよかったのか。

▼138
これが…!

▼20
持っていけないからね。置いていくよ。

▼110
「P」のほうが面白そうだから降りてみようか。

▼73
駐車場が通り抜けられない!ので、ぐるっと回ってその位置まで降りる。

▼59
さて、ここはどこなんだろう?横浜では来たことのない位置にいるみたいだ。次は…名前に惹かれた「清水ヶ丘クロニクル」に挑むことにする。

▼120
山下橋から一気に関内まで踏破。ああ、こういう位置関係だったのか。

▼68
ブルーラインで吉野町駅へ。サンマーメン食べようかと思ってたら、お昼の時間は終わってました。残念。春の訪れを予感させるような空気の中、京急の駅へ。

▼17
京急・南太田駅。いくつか入れば良さそうな店もあるのに、こういう時に「入って選んで注文して食べて会計する」という一連の作業とそれにかかる時間を思うと面倒になり、「ま、いいや食べなくて」という結論になってしまうのが自分でもよくわからない。

▼33
和菓子、八百屋、肉屋と丁寧に辿って行く。

▼38
コンビニ発見。

▼45
コンビニは僕にとって初めて「労働」と「接客」を教えてくれた存在なので、個人的にとても感謝している。ちなみに前者をローソンから、後者をセブンイレブンで学んだ…というのはどうでもよくて、加温され過ぎたコーヒーを時間をかけて飲む。

▼70
ドンドン商店街を進む。「暗渠」って、魅力的な言葉だ。渋谷の地下を今でも流れるというそれがイメージに浮かぶ。

▼79
ニューママセンターを危うく見落としそうになりながら、先へ。

▼83
「背後にランドマークタワーが見えなくなった頃」まさにそのタイミング。高低差や距離感というのはこういう冒険にあって重要な要素だなと思う。

▼93
道二つしか無くない?とか思いつつ(本当は三つあるんだろうけど、)手近な方から登っていく。

▼98
ちゃんと高校の門が見えてきた。

▼102
何か左手のほうが暗そうだけど、右手のほうが暗いというから暗い方へ。

▼113
鬱蒼とした道に響く、高校球児の明るい声。

▼126
登り切って、学校脇を回り切った先の公園。徒歩で来るならこれで十分な運動になりそう。若干影が伸びてきた。

▼131
トンネル。比較的長い直線の先に、先行する冒険者が。

▼136
遠くに見える出口の光、直線の造形。自分の内部を通るようなこの道が、このクエストの山場になるのかと思った。半分は当たり、半分は外れることになる。

▼140
後ろを振り返ると、入った時とほぼ同じ光景。入り口でもあり、出口でもある。

▼143
湧き水の囲いの上で陽に当たる猫を撮る冒険者。

▼17
再び南太田駅。次は日ノ出町へ行こう。

▼128
日ノ出町の駅。大分人が多い。坂の上スタジオへ向かう。StripShowが本当にStripShowでびっくりした。正々堂々。

▼14
急な坂スタジオ。白いvin chaud(フランス語選択だったから)は初めて。先客二名が真面目な表情で恋愛についての問いに取り組んでいる。

▼3…
孤独+探求者認定。

▼128
坂を下りて再び日ノ出町駅前。時刻は4時過ぎ、最後のクエストにたどり着けそう。

▼120
関内まで歩く。僕が来ていた横浜というところは、あんまり横浜じゃないところだったんだな。通り過ぎるだけではわからないものだ。どこだってそうだけれど。

▼59
歩いて突っ切ることも考えたけれど、ここは電車に乗って石川町駅へ。

▼41
今回僕は寿町というのがどんなところなのか、ドヤ街というのが何なのか、一切の予備知識なしでこの冒険の書をポケットに挿し、この界隈に踏み込んでいる。
もしドヤ街というキーワードの一つも検索してから来ていたら、大分違う気構えでここに来たことだろう。

ローソンの角、「恋」の看板を目印に進む。普通の町に見える。
「石川会館」のあたりで「11」を見る。ああ、そういう事か。写真を撮るなというのも、「脱出」という言葉も。
もちろん、僕が何か認識したところで、何も変わるものはない。

▼11
ことぶき保育園前。向かいの公園ではよくわからない年齢構成の一団がサッカーをしている。全力のシュートがフェンスに跳ね返る。

▼66
むき出しの生活感。この一帯全体が一つの部屋、建物みたいに感じる。

▼90
開けた場所、不思議な閉塞感。ゆっくりと行き交う人の中、ガードレールに座って日記を通し読み。

▼139
しかし何でだろう、僕はこの雰囲気を知っている。間違いなく、どこかで体験したことがある。

▼21
それが何か明確に思い出せないまま、ESSOが見え、右手を行くと場外舟券販売所。

▼144
そしてちょうど17時。

象の鼻テラスまで歩く。

多くの人が行き来している。現実から離れて浮かんでいるようなみなとみらいを写真に収めて冒険は終了。




五十嵐 洋志


【自己紹介】横浜在住、青と白と黒の組み合わせが好きです。

【冒険の記録】

▼1.トークショーの後出発



▼15.自転車で移動



▼115.桜木町方面に向かう



▼128.野毛~日ノ出町~黄金町と移動



▼17.最初からコースは決めていた



▼33.ある男のストーリーにひかれる



▼38.こういう路地は好みである。ぐんぐん進む



▼45.昔はこの商店街も栄えたのだろう



▼70.初めて通る道は楽しい、この道はどこに繋がっているのだろう



▼79.ニューママセンターになかなか気づかなかった、この先にはなにがあるのだろう



▼83.バラック小屋の名残がちらほら、歴史を物語っている。



▼93.広い道をぐんぐん上っていく、自転車を押しながら



▼98.ぐんぐん



▼102.高校生とすれ違うわけだ



▼113.何となく右の道



▼126.夜道は危険



▼131.道に迷った、苦労しながらもたどり着けた



▼136,確かに不安なトンネル、歴史を感じる



▼140.色々と事件もあったようだ、このトンネル



▼143.トンネルをぬけてしばらく行くとこんなところに共用栓が



▼17.今回はここで終わり、次回に期待。


2015年2月23日月曜日

瓶ビール班長


【自己紹介】飲み歩きの日記を書いたり、core of bellsというバンドのメンバーだったり。

【冒険の記録】

▼1(2/12.14:53)
前日に飲みすぎたということもあり13時には到底間に合わず、15時前にYCCに到着。
「コトブキ滞在日記」へ。

▼15
天気が良かったのでとりあえず石川町駅まで歩く。


▼41
寿町エリアに入った瞬間「あ…。この辺は来たことがあったつもりだったけど、全くだ。これは予想以上の衝撃だ。」と思う。
まっすぐに「ことぶき保育園」は目指さず、クネクネ曲がりながら進む。
地図に記されていた「恋」も文字がどうしても気になり、店の前まで行く。
二日酔い気味で朝ごはんを抜いていたが、いよいよお腹が空いてきた。
良いお店があったら入ろうと、歩きながらアンテナを張り始める。
「めし にのみや食堂」というなかなか良さそうな定食屋を見つけるが意外と安くないのでやめておく。
寿町のど真ん中にはあまりお店はなく簡易宿泊所ばかりだった。


▼11
「浜港」という気になる飲み屋を発見し中をのぞいてみたら、おばさんに「なんか用かい?」とちょっと苛立った口調で言われ、「あ、、すみません…。立ち飲みですか?」と咄嗟に返答、すると「立ち飲みじゃない。」と一言で返され、再び「すいません…」と謝り、その場を立ち去る。
看板に「キンミヤ焼酎」の文字があった。


▼48
僕も昔は潔癖気味だったが、一人で海外を旅するようになってから、いろいろと平気になったのを思い出した。
しかし、温水プールの床に溜まった水などは今でも嫌で仕方がない。
つま先がそれにつくのが嫌で、できる限りかかとで歩く。
この簡易宿泊所の足ふきマットもきっと同じだろう。


▼66
大阪の西成を歩いたときもそうだったが、純粋な居酒屋は少なくカラオケがメインの居酒屋が多いな。


▼90
たくさんのおじさんたちが道端に座っている。
なかなかの光景だ。
“冒険の書”を持ちながらフラフラしていることにかなり抵抗を感じる。
直接的には視線は受けていない気がするが、確実に気配を感じる。
後ろから怒鳴られるかもしれない…など、変な考えが働き、自分の警戒心も高まる。
何も悪いことはしていないので当然何も起こらないのだが、まるで知らぬ海外の街を旅しているようなスリルを感じる。
角っこの酒屋で缶ビールでも買おうと思ったがやめておいた。


▼139
空き地に出る途中、おじさんたちがたくさん集まっている場所があった。
馬券上なのか、テレビをみんな見ている。
もし馬券に3,000円をつぎ込むなら、3,000円の高級なとんかつを食べたいなぁ、なんて考える。


▼21
ひとまず「コトブキ滞在日記」は終了。
繰り返しになるが、思っていた以上に衝撃的だった。
改めて夜に来たいとも思ったが、どうだろうか。




2015年2月20日金曜日

森麻奈美


【自己紹介】27歳の演劇関係者です。中学も高校も東京の学校だったので、どちらも遠足が横浜でした。
昨年末のシアターゾウノハナで演劇クエストのジャックの章をやって、今回二回目です。ジャックの章では死にまくりました。

【写真】獅子座・宝の石と高速道路・宝の石


【冒険の記録】
▼1 14時をけっこう過ぎてから時間外受付。YCCを出発。

▼15 とりあえず象の鼻が近いので、象の鼻へ行こうと思う。
 本能のままに(?)海と赤レンガを目指す。それで着くと思った。
水に寄せられてまず大岡川を渡って、それから汽車道を通って赤レンガまで行って…というルート。
結果遠回りのように感じたのであとで地図でルートを確認したら思った以上の遠回りだった…。
おかげでアートリンクのところを通る。アートとして飛び出ている窓の障子が氷みたいでキレイ。

▼2 14:40くらいに象の鼻パークに到着。テキストによると、地図のしるしの場所は小一時間でたどり着くそうだから、行ってみようと思う。

▼7  実は昨年末から気になっていた、象の鼻パークのドミノみたいなパネルのとこ。歌舞伎ドラマ『ぴんとこな』でやたら使っていた場所じゃないか、という疑いで…。
そういう邪道な理由で、選択肢はパネルを選ぶ方まっしぐら。75へ。

▼75 パネルに沿って走る。楽しい。

▼106 テキスト、「小さな子象が何頭か遊んでいる」と一瞬見間違えて焦る。「並んでいる」か。でもそう言われると遊んでいるのかもなーとか思ううちに出ちゃったので、117に行く。

▼117 時間帯の問題か、あるいはこの後の天候に関わる問題かもしれない。
テキストに書かれているような潮の匂いや海の音、カモメの声は一切せず、ただただ車の音が、激しい波のように轟いていた。
なんにせよ《荒ぶる波》のイメージは、確かに得られた(のかもしれない)。

▼71 象の鼻パークを出て、左折してひたすら歩く。
ナポリっぽい。有色人種の外国人集団とすれ違った。あれは一体何語だったのだろう…。
まるで海外旅行に来たようだ。どこにいるのかわからなくなる。
横浜自体は何度も来たが、異国情緒あふれるここを、きちんと孤独に歩いたことがあったろうか。

テキストに指示された人形姫の像を発見。まさかのコペンハーゲンのそれとまったく同じものが、陸に…。
人魚姫の像はコペンハーゲンのをみたことがある。あれもこれと同じように「え、ここ?」ていう場所にあった。
目につきにくくて近づきにくい波と岩の合間に、ちょこん。こちらは人と建物の狭間に、ちょこん。
どちらも孤独に感じるが、こんなに近くを日に何人も通るような、横浜の陸の人魚姫の方が嘆きの声をあげているように思う。
テキストを読む。1929年にできた建物。「ヒド(1)ク(9)フ(2)ク(9)ザツ 世界恐慌」と頭をよぎる。
そして、ここではじめてあのドミノパネルを選んだことが「物語の舵をとった」事実に気付く。
《無限回廊》、《狂った時計》。そちらだったらどうなったのだろう。
パネル選んだ理由のどうでもよさゆえに尚更後ろ髪引かれつつ、私は《荒ぶる波》の物語を進む。理由はどうあれ私が選んだ。

▼53 窓際のテーブル席には誰もいなかった。が、そこを片付ける若い女性店員さんと目が合い、びびって隠れてしまった。向こうからしたら不審人物だったと思う。反省。
 テキストを読む。1930年の、恋人たちの物語だった。
 「不況と数年前の大震災」という言葉に今を重ねる。
�荒ぶる波�がこの国の未来の暗示だったのなら、自然の声がきこえず車の轟きが荒く波立つ今の《荒ぶる波》は、さらにどんな未来を暗示しているのだろう。
 私が顔を見るべき女性は、いない。人魚姫は路地で憂い、窓辺のロンドン人形はあほっぽく外を眺めている。

▼32 信号を渡るとシルクの像。女の子の手に持っているシルクの質感がなんかすごくシルクらしくていい。ブロンズなのに。
英一番街をみる。一気に私が普段なら避ける雰囲気に。妖しい入口はハードル高い。87へ。

▼87 英一番街、お手洗いの前に養蚕の浮世絵が。へえ、と思い、見入る。貴族階級っぽいなりの洋装女性が働いている姿の絵が、浮世絵で描かれているのはとっても不思議な感覚だった。
そのまままっすぐ進む。

実はここで壮大なオーバーランをした(している?)。熊やら鹿やらの大首の剥製(首の長さが70cmくらいあったと思う!)を「わーすごーい」と見ながら反対側の出口から外へ出てしまったのだ。
 出たもののテキストに指示されている十字路がなく困っていると、大首剥製を扱ってた店の店員さんが出てきてこちらを伺ってる。またなんか不審人物だったんだろうか、私…。
十字路とはシルクセンターの中なのでは?と思い、中に戻る。
 戻って進むと…さっき浮世絵をみていた場所が87の十字路では?というオチ。そこには外国人さんがいた。

▼80 このパラグラフの指示に従うと外国人さんと同じ格好になる。
二人の間に「もしや…?!」という謎の空気が流れるも、私からすると彼がみていたのが赤い本ではなくスマホだったので自信がない。向こうからしても、たぶん私が「話しかけないで」オーラ出していたと思う…
私は先に、指示された非常口の方へ行く。外国人さんはしばらくスマホをみて考え込んでいたけど、なんか、ついてきた!?
どこの国の方かは存じ上げないが、日本の非常口マークがわからなくて困っていたのだろうか…。
ピクトグラムは世界標識だから可能性は低いけど、確かに海外で「ここ通れ」て指示だけだされたら不安になるドアではあった。というかここ本当に一般人通っていいのか?と私も不安になりつつ、半端な連帯感で外国人さんと無言で進む。

▼6 という緊迫状態のまま産業貿易センターに入ってしまった。入ってからパラグラフ6を読む。(ごめんなさい)
繭を振って、からから鳴るのをきいた。子供の頃、社会科の授業で。そのことを思い出す。
養蚕は私にとっては幼い頃から話に聞いていた昔の人の知恵で、繭玉の中に死んだ虫がいる事実が、私には、神秘的だった。出られない蚕を可哀想と思ったことは一度もなかった。
私は脱出する意思があるんだろうか…とうっすら気持ちが沈みつつ進む。

▼49 外国人さんと並走。

▼65 割と時間がなかったので、58。

▼58

▼114 ホール前のオテロのポスターをチラ見しながら、寒くはないが走った。二度の迷子タイムのせいで、そろそろ一旦停止しないといけなそう。
にしても象の鼻から考えると迷子は一回だけなので、「小一時間もあれば着く」は絶対嘘だと思った。このへんが小一時間。

▼91 旧イギリス七番館。ここまでだな、と思い本を閉じ駅へ向かおうとした。突然、激しい降りだし方で、雪。

▼144 雪の洋館、雪の港を振り返りながら、日常へ帰る。15:40。

------

後日、同じ時間15:40から、
▼91から再開。

▼76 噴水は水抜きされていました。むなしい女神像…
なぜかはやくもイースターの飾りがあるディスプレイを楽しみながら、ホテルニューグランドに入る。

▼37 きれい。しかし時間帯のせいか閑散としていて、それがいっそう、震災後の復興にまつわるテキストをしみさせる。
 中庭へ向かう途中、ホテルのミニチュア模型とタイプライターなどの展示品があり、楽しくなる。
ミニチュアをみているとミニチュアの中を歩きたくなるのだけれど「このミニチュアは今私が歩いている建物のミニチュアなのだから私がこのミニチュアの中にいるようなもんだ!」とか子供じみたことを思っていて、
いっそうこの建物が人形の家のような虚構の建物に感じた。そうして、ミニチュアのような中庭へ。アリスの、小さなドアの向こうの世界に行くシーンを見るような感覚。

▼51 相変わらず曇天で、中庭には従業員が仕事モードで行き来する以外人はなく、寂しげだ。噴水も遠い昔の遺跡みたいに死んでる。
とにかく私は《荒ぶる波》の物語を進む。

▼85 噴水の澱んだ水を見ながら、テキストを読む。海を渡ってこの地へ来た男性が、日本の絹商家の娘とここで会ったくだり。
あの日途中で中断せずここまできていたら、あの外国人男性と日本人娘の私がここでかちあっていただろうな…と思った。なんか惜しいことをした。誰もいない。
私は一人で、寂しい空と白い壁と中庭とを見渡した。ここで、90年近く前にあった、華やかな世界を思いながら、曇った夕暮れをみていた。
 従業員男性二人が仕事の相談を噴水脇でしはじめたので、邪魔にならないようそっと立ち去る。

▼121 マリンタワーの現れ方はいつも心臓に悪いと思う。東京タワーやスカイツリーみたいにかなり手前から見えていてくれない。いつも「こっち行ってもないんじゃない?」て直前まで思わされる。ずるい。

▼25 のぼらず、山下公園へ。
▼132 山下公園。船に近付いてみる。

▼101 恋人たちの別れの物語のパラグラフを読む。
テキストの「許されざる者」という言葉がささる。地図の場所へ行かなくては、と一気に気持ちが急いた。

▼96 不気味な石のステージ。大きな口が滝の中からでてきて、地獄の入り口みたいだ。レビヤタン…?(←キリスト教写本で出てくる怪魚)
だけど気持ちは異様に急く。わりと駆けあがった。そうして、〈せかいの広場〉へたどり着いた。神秘的過ぎて立ち止まる。

▼47 水の女神の噴水は水が抜かれていた。ホテル中庭の噴水は死んだように澱んでいた。
せかいの広場の水の羅針盤はこぽこぽと水が沸き続け、十二の方向に流れ続ける。あの化け物の口にも降り注ぐ。
化け物へ通じる水の方をみつめれば、山下公園と港がみえて、恋人たちが、ちらほらみえた。こちらへ来るカップルもいる。
それから海をみて、テキストをみて、恋人をおいて日本を離れた語り手を思う。おいていった恋人になぞらえられた灯台は、ここからは、みえない。
このまま一気に印の場所まで行きたいテンポの展開だったが、ここで、事故。
 次の場所を示す目印の〈星座〉が見つからない。
獅子座と乙女座を見つける以前にそもそも十二星座が見つからない…。
 床のタイル絵は、星座ではないと思うのだが、無理矢理当てはめられるだろうか…といろいろ試す。しかしそれでできるものも並びがおかしい。
羅針盤の先(下に水が落ちるところ)に描かれている絵が魚らしきものなので、そこが魚座か、もしくは半魚状態の山羊座のはず…だが、どちらでも双子座までの数が合わない。
かなり悪戦苦闘。この間二組のカップルが来て、去った。
もうどうにもならない、とあきらめて、適当に一本道を決めて進んだら、—
—わ、双子座だ!と星座発見。
端へ行かなければ見えない落ち窪んだところに描かれていた…
双子座、蟹座、とくれば次が獅子座。そして乙女座。
なぜかスタートのうお座の前に一匹蛇が描かれていたりする。なぜだ…。と少し観察しつつも、行かなくてはと感じた。
どうでもいいが私自身が獅子座だったりする。ので獅子座を記念に写真にとった。私の分身。
獅子座と乙女座の間を進む。

▼138 完全に遺跡を巡るような体感で、トンネルをくぐる。恋人たちの居る港の空間から一気に緑生い茂る奥地に来た感覚だった。
待ち合わせのしるしの場所、宝の石にたどり着く。
ここで待っていた女性、ここに待っている人がいると知りながらあの港から立ち去った男性、そして現在ここに遊びに来て落書きをするいくつもの恋人たち。
テキストの物語と風景に後押しされ、宝の石の落書きに神秘を感じた。
「なんなら私の中高の遠足のときにクラスの誰かも書いてるんじゃないか」ぐらいの卑近さがありながら、神秘的だった。
すぐ後ろを高速道路が走っていて、最初の象の鼻パーク脱出時と同じ「車の轟き」が聞こえ続けていた。
「forever love」という可愛らしい文字を見つめる。異様に遺跡っぽい。
 持ち帰るわけは、ない。

▼ 20

▼144 地獄めぐりと言うにはあまりにも美しい旅だった。16:59。ちょうど冒険を終える時間になるところ。

 帰りに山下公園を久々に歩くとカップルばかり。しかしどの恋人たちも微笑ましい。
 信じられないことに、私が会いたかった人から連絡が来ていた。連絡を返し、そのままの足で彼に会いに行った。
 指定された港の喫茶店へ行くと、その人が、待っていてくれた。
この日ほど誰かが待っていてくれることを有難く思う日はなかったし、会えることをしあわせに思う日もなかった。




小谷慎太郎


【自己紹介】
年齢:38歳
性別:男
職業:川崎市在住のサラリーマン。
演劇クエスト初参加。知らない横浜を歩き回ります。


【冒険の記録】
▼1 ウキウキで11:45 YCC出発。

▼15 港のファンタジー編やらないとねとゾウノハナテラスへ向かう。日差しが暑いと思ったけど、屋形船の辺りまでくると風が冷たい。赤レンガ前のスケート場はすごい人だかり。あれで良くすべるわ。

▼2 結構な距離があるなと思いながら×を目指す。

▼7 ドミノを調べる。ゾウノハナシアターの時の暖かくないヒーターね。

▼75 パネルに沿って進む。ここで寸劇が始まる、なんてことはなかった。

▼106 子象の表情は1頭毎に違う。ここから出よう。

▼117 今日は風向きであまり潮の香りはしないけど、荒ぶる波のイメージを手に入れた。

▼71 ここの交差点の雰囲気はいい。

▼53 お昼時だからお客さんで溢れていた。窓際に座る老夫婦は幸せそうにおしゃべりしている。ここからどんなストーリーとなるのか。

▼32 シルクセンター初めて来た。ここは迷わず妖しい地下へ。

▼125 地下はなんだか少しカビくさいような。。あの壁のシミ何なんだろう。

▼80 確かに非常口マークでかい! しかし、1階も妖しげなお店多いな。

▼6 蚕の一生って。。

▼49 産業貿易センターを進む。
お腹が空いたので中華屋さん たみやでランチ。肉みそ半ラーメン定食。おばあちゃんの耳は遠い。人通りもなく、BGMもなく、お客さんもしゃべらない。そんな静かな寂れた中華屋さん。

▼65 エレベーターで2階へ。寄り道するよね。

▼44 旅行グッズ店があるみたいだけど、く、暗すぎるぞ。ちょっとドキドキしたけど、端まで行って戻る。こんなとこにパスポートセンターあるのか。

▼58 建物を出る。冒険の書を持った人がいた。ちょっと会釈する。

▼114 表に出ると海風が寒い。さっきの人も進行方向はおなじようだ。右手にモントレー横浜。自分の結婚式もモントレー。あれから14年が経つ。

▼91 旧7番館。歴史のある建物だ。

▼76 ホテルニューグランドへ。え、入るの?

▼37 ブライダルフェアをしているらしく大勢に迎えられて焦る。

▼51.85 たくさんのお客さんをかき分けて中庭へ。新郎新婦が幸せそうだ。

▼121 おじゃましました。

▼25 このタワーって何タワー?神戸のポートタワーに似てる。

▼132 山下公園へ。
靴に続いて靴下まで脱ぎだした激しい駄々っ子がいる。ウチの子はこういうのなかったなぁ。

▼101.96 確かに不気味なステージ。

▼47 星座?ちょっとウロウロ。

▼138 ちょっと迷いながらもやっと宝にたどり着いた。これ持っていっちゃいかんよね。

▼20.110 階段を降りてみる。行き止まりかと思って焦る。駐車場を抜けたらちゃんと出られた。

▼73 あかいくつ劇場からクエストに復帰。

▼59 どこへ行こうか。ちょっと悩んで寿町へ向かう。中華街のイメージしかなかったけど結構いろんなお店がある。パンケーキ屋には大行列が出来ている。
川向こうに洒落た店が多いと思ったら、元町だった。元町のすぐ近くに中華街があるのは神戸も同じ。なにかいわれがあるんだろうか。

▼41 寿町に入る。撮影禁止と言われるとドキドキする。
ひと気はあるのだか、それまでとは明らかに空気が違う。考えすぎだろうか。

▼11.48 保育園前冒険の書を読んでいると、公園の端に数人のおじさんが腰掛けていた。何を言われる訳ではないが、なんとなく威圧された感じがした。

▼66 向きはこっちでいいんだろうか。夜でなくても怖いと思う。

▼90 そのシチュエーション怖いと思いながら進む。しかしこの町は自転車が多い。

▼139 昼間から陽気なカラオケが聞こえる。全然明るい気持ちにはならないが。

▼21 寿町探索終了。ふぅ~っと一息つく。

▼41.77 寿町から伊勢佐木町方面へ。自分がどこにいるのかよく分からなかったが、大した距離では無いようだ。名前が気になる8のビルに向かう。

▼8 外観すごい。恐る恐るビルの中へ。明るかったから良かったけど、本当にダンジョンだよ、ここ。店に入る勇気はないなぁ。。

▼77 野毛方面へ向かう。

▼128 急な坂スタジオへ。
やたら人が多いと思ったら動物園があるのね。初めてこの坂登ったわ。結構きつい。クエストの始めのうちに来るべきだったか。

▼14.3.82.116.123.27 愛され上手らしいです。(ワインが頂けず残念)

▼14.128 日ノ出町から京急に乗って南太田へ。

▼17 初めての南太田。立ち飲み屋は定休日。

▼33 冒険の書に導かれるままに探索してみる。

▼38.45 日差しが暖かいのでコンビニに寄らずに進む。

▼70 少し寂れた商店街を進む。

▼79 また上り坂。結構キツイ。

▼83 この辺りにもそんな歴史があるのか。

▼93 分かれ道ってどれ?とりあえず大きな道をそのまま進む。

▼98.102 時間なのか左手のほうが暗く見えるけど、右手に進んでみる。

▼113 横浜にこんな場所があるのかと思わせる道。ある男のエピソードが重い。

▼126.131 公園ではたくさんの子供達が遊んでいる。最近は子供達を公園に連れて行くこともなくなったな。

▼136 トンネルを進む。
長いトンネルってなんか違う世界に続いてる感じがする。
誰に会いたいか?家族に会いたい。

▼140 トンネルは結構明るいからか、それ程陰湿な感じはしなかった。昔住んでいた社宅に通う途中にトンネルがあったが、そこにはきっと何かがいた。思い出すと少しゾッとした。

▼143 獅子の湧き水の横で猫がないている。冒険の旅を見送ってくれているみたいだ。




2014年12月22日月曜日

山本雅幸

【自己紹介】33歳、男。俳優。日本人。川崎市在住。
2歳3ヶ月の息子をパーティに加え冒険に参加。目標は「無理をしない」。


【冒険の記録】
▼1
受付終了間際の13時、冒険の書を手に入れる。

▼150
旅立つ前に腹ごしらえと、つくってきたサンドイッチを、映画館の2階、売店前で食べる。
売店の方々が家族経営っぽくて、気になる。14時になって、やっと出発することにする。
(今読み返してて気付いたけど、14時までに次の目的地に行け、って書いてあるのね・・・。)

▼121
たくさん歩けそう、という理由で▼121の本牧山頂公園を選択。
息子、山頂へと向かう道の枯葉がたいそう気に入ったようで、両手に抱えてほうり投げたりザクザク音を立てながら歩いたり。
レストハウス到着が14:45ごろ。しかし、そこには誰もいない。管理室っぽいところを探すも鍵がかかっている。もしかしたら別の場所か、とさらに坂を登って地図を確認するも、何も見当たらず。
途方にくれてどんぐりを拾ったりしていたら、ラジオで、大音量で競馬の結果を聞いているおじさん(50代後半)に遭遇。もしやこの方がアイテムをくれる方かと、冒険の書を目立つように持ちながら、目を合わせに行く。
・・・違った。かなり目が合って、気まずい。
と、レストハウス前の見晴らしの良いところに、冒険の仲間を発見。彼はすでにほかの場所でアイテムを入手して、色々巡ってからここに来たとのこと。次の地へ向かう彼を見送り、ちょっと座って休もうと、レストハウスへ。
すると、店員ぽい方を発見!無事に方位磁針と記憶のカードを入手する。

▼76
丘に飛ぶラジコン飛行機を眺めながら移動。南東の本牧神社へ・・・向かったつもりだったが、方角を間違えて神社には出れず。公園出口でうろうろしていると、息子の「うんち」の声。
頂上公園のトイレは遠すぎる。その辺の茂みで、とも考えたが、耐えられそうなのでトイレを探しに。しばらく走ると小さい公園を発見!トイレは建物の中にある!
用を足して落ち着いてみると、そこは公民館と図書館が併設された建物。ここも楽しそうだが、すでに15:30を回っている。
本牧通りへ出て、とにかく最初に来たバスに飛び乗ることにする。

▼106
三渓園に行きたい、と思ったが、息子が就寝。あきらめて終点まで行くことにする。自分も、うとうとしているうちに到着。
降りるのが面倒くさくてこのままのっていけないかなあ、と運転手さんの様子をちらちら伺うも「終点ですよー」の声。寝てる息子を抱えて降りる。

▼15
本牧車庫。営業所の中へ。入り口を間違え、「事業所」(?)のあるところへ。
中から40代後半のまるっとした男性がにこやかに出てきて、遺失物管理所の場所を教えていただく。

▼100
遺失物管理所。「返還後の山頂公園の記憶」を手に入れる。
「起きたら坊やにあげてね」と、バスのシールをいただく。
その場にあった椅子に腰掛けて、しばらくぼんやり休んだのち、元町方面へ行くバスを教えてもらう。

▼105(?)
ほとんど今日来たルートを遡って、バスが進んでいく。

▼175
息子は車内で起きた。「元町」のバス停で降りると、
目の前にピザ屋がある。昼食以来、おやつなど食べていないことに気付く。
その辺で食べようと思ったが、あんまりいい場所がなさそうなので、お店の中で食べさせてもらう。1切れ(350円くらい)を息子と分け合い食べる。
店に流れていた"National Geoglaphic"の、日常を科学実験する、みたいな番組で高速のトマトが壁を突き破るのを見ながらエンディング。

2014年12月10日水曜日

阿部太一

【自己紹介】デザイナー。世田谷在住。本牧に来たのは今回が3回目。
演劇クエストは2回目。


【冒険の記録】
先ずはせせらぎ公園のメリーゴーランドを観に行く。寒空の下ここだけ空気が柔らかい。
今回は1人でなるべく普段の自分が行かなさそうなコースを行く事に決める。
17:00〜はジェコを見るので根岸方面に何となく向かおうと思う。
▼121(13:00頃)
山頂公園を目指してずんずん歩く。景色はいいが天気はあまりよくない。
レストハウスで係の女性から《アイテム》をもらう。
椅子に微動だにせず座っているおじさんがいる。
(演劇クエストを始めるとこういう人がやけに気になる)
▼108
どんぐりの丘を越える。人はまばら。
ここは掃除がされていなく道に落ち葉がつもっていて、結構滑る。
葉っぱの湿気がスニーカーに染みてくる。
小高い丘から住宅街に続く小さな階段を下りる。
▼108
細い路地をぬけて小学校の校庭の脇を通る。
野球部の練習が終わったようで、生徒がグラウンドに礼をさせられている。
こういう一見無意味で儀礼的なことの必要性を昔は分からなかった
でも今は少し分かる。年をとったな。
▼61
謎の研究所着。
《アイテム》は既にもらっていたのでここではもらわない。
赤い冊子を持った女性が向かいから来たので、会釈するも微妙な表情で返される。
「同じ冒険者でも決して仲間というわけではないんだ」と気持ちを強く持つ。
本牧通りから105系統で本牧車庫を目指す。
三渓園のバス停の近くで、所謂ギャル的な格好をしたおじいさんが、ペルパーらしき人に付き添われて歩いているのが見える。
前から来るおばさん達の顔に緊張の色がさす。あのおじいさんは人生で今が一番自分に正直なのだ。
▼100
本牧車庫に入る。営業所で係の人に恐る恐る冊子を見せるとあっさりと笑顔で質問の答をくれる。
バスが入ってくるのをしばらく眺める。
▼221
バスに乗り、根岸七曲がり下バス停で下車。
広い通りの向かい側の大きな家の植木をおじいさんが切って、小学生くらいの孫が葉っぱを集めている。
こちら側には新しい分譲マンション。敷地内の公園で、お父さんと赤いコートを着た幼児が遊んでいる。
3〜4歳くらいの女の子に赤いコートを着せるとこの世のものではないかわいさを発揮する、と思う。
七曲がりに挑戦するべく道を進む途中、レトロな床屋を見つける。
周りから連続性を失いぽつんと残っている姿から消えた風景を想像してみるも、中の店主と目が合い気まずい。
▼110
七曲がり坂の下。道路から少し高い所に建っている家の庭と下の道路との間で2人の少年がバトミントンをしようとして、失敗しつつ何度も挑戦している。
横目で見つつ坂を上る。2/3くらい登ったところで、カメラのフィルムを換えるため階段に座る。
目下の家並みから視点を起こすと根岸線の線路、高速の高架、その向こうには工場地帯、その奥には海。雲が少し開けて夕方前の黄色い日が漏れてきた。
大きな工場からは一定間隔で白い煙が盛大に上がる。下では少年たちがまだ頑張っている。
▼182
坂の上は落ち着いた住宅街(少し高級な感じ)。
コンパスも地図も見ないで根岸公園に向かおうとして足を進める。
案の定住宅街で迷う。多分、迷いたかった。住宅からピアノの音。少し退屈。
散々うろうろしたあげく、坂を降りて行ったら山手駅に着く。
お腹が空いたので、高架下の天然酵母のパン屋でパンを買う。
1つ1つのサイズが小さかったので幾つか買ったらコーヒーも入れて1000円弱!
食べる場所を探してうろつくも見つからず、駅前の喫茶店でハンバーグセットが1080円で本気でこれにしておけば良かったと思う。
結局立野小学校の裏の階段に腰掛ける。だんだん暗くなってきた。家路に向かう小さな子供を連れた夫婦が目立つ。
今頃いつも遊ぶ公園から帰る時間だと、我が娘の事を思い出す。お父さんは今、階段に座ってクルミの入ったあんぱんを食べているよ。
コーヒーは既に冷めている。
ジェコが近いので反則かなと思いつつ、山手から根岸へ電車で向かう。
右手の車窓から一時間ほど前に歩いた、七曲がり坂や降りたバス停が見える。目を凝らしてバミントン少年を探したが見えなかった。
植木のおじいちゃんは、まだがんばっていた。孫はもう家に入ったらしい。
根岸駅。駅前は何の変哲も無いロータリー。
横断歩道を渡りながら、演劇クエストが終わるのを感じる。
ジェコの集合時間まで近くの公園のベンチで時間をつぶす。
1人の少年が片手でカラーボールを上になげ、プラスチックのバットで打とうとしている。ヘタで全然打てない。
近くのベンチにいたサラリーマン風の男性が近づき、コツのようなものを教える。
結果ホームラン。少年は公園の外に飛んだボールを追いかけ消える。
先程のサラリーマンは同僚との会話で気付いていない。
時間が来たのでジェコのバスに乗る。
ジェコの後、本牧通り沿いの角打ちに行き、ライブの間まで飲む。
焼酎をトマトジュースで割りそこにタバスコを入れる飲み方を常連さんに教えてもらう。目がチカチカする。
そういえば▼200を見るのを忘れてたと思いつつ、そのまま酔っぱらう。


【写真:どんぐりの丘、バスの中、階段の上】


深田隆之

自己紹介 映画を作っています。


 ▼1
13時少し前に映画館へ。ちからさんとおちさんに挨拶してから冒険へ出かける。
↓▼183(映画館の声を聞きつつ移動)

▼187
自らフィクションを作り出すという言葉に惹かれてこの道へ。同じ感覚の人が多いのか、人が数人。途中、ケンタッキーの入った建物が目に留まる。一見して普通の建物だが、中を通ると中庭のような吹き抜けが現れた。中庭というのは少し優しいかもしれない。空洞という言葉の方が似合う。地下1階にあたるフロア全てにお店がなく、完全にデッドスペースになっていた。階段を下る自分の足音がいやに響いてしまう。
地区センターでアイテムを受け取ろうとすると、ちょうど職員の方が別の職員に今回の企画を説明していた。職員さんが演劇の登場人物になる直前を見た気がする。

▼38
地区センターの1階では子ども達が勉強したりゲームをしたりしていた。
体育室から出て来る子どももいる。
男の子達がゲームをしようとすると、職員の方が音を出さないよう注意していた。少ししつこいくらいに。男の子達はゲームをしながらそれを聞いている。
自動販売機で飲み物を買おうとすると、DyDoのフルーツミックスネクターが。
部活の時にやたらと飲んだ飲み物。なんだか懐かしい気分に。

▼128
どこに行こうかと迷いながら戻る。

▼171
コミュニティハウスに行く途中、編集者のOさんに出会う。たまたま同じ方向へ歩いていた。飲みかけのアイスコーヒーを持ったまま歩くOさんと中学校へ。
ここは昔だいぶ荒れていた、という話をOさんから聞く。今はそんな影まるで感じない。

▼207
つい本棚を探してしまう。が、目当ての本は近くにあった。他の冒険者さんが教えてくれる。Oさんは廊下にあるご自由にお持ち帰りください、コーナーから1冊本をもらっていた。

▼171
Oさんと、海側へ行こうということになり、一緒に海側へ。Oさんはテクストの道を探そうとするが、自分はとりあえず海側へ出れば交差点も見つかる、と促す。海側の大通りに出ると大きな高速道路が視界を埋め尽くす。その割に、歩道は緑が多く気持ちがいい。

▼10
空中都市をイメージしているのか、たしかに”橋”がやたらと目立つ。しかも全て古びている。後から思ったことだが、昔写真で見た老朽化したコルビジェのモダニズム建築みたいな。
Oさんと別れ、引き返してみる。

▼48
せっかくならワープ!とバス停へ。

▼101 99
理由なく根岸方面へ。どこで降りるか、という迷い。

▼211
大きい通り、すぐ隣には工場地帯。そしてそびえ立つ崖。なんだか途方のない場所へ来てしまった、という感覚の方が先行する。来る途中に見えたイス屋が気になっていたが、とりあえず回遊しようと思い、七曲がりへ。
冒険によくあることかもしれないが、後で行こうと思ったイス屋には結局行くことはなかった。もしかしたらもう目の前を通り過ぎることもないかもしれない。

▼110
坂のふもと。兄妹が家の前の枯れ葉を掃除していた。昔祖母の家でしか見なかった木の枝でできた帚を妹が持ち、体全体で動かしている。兄はちりとりで葉を集める係。じゃんけんでもして、決めたんだろうか。地面に沢山落ちる葉っぱがきらきらと輝いて、日差しの強さと寒さが同居する冬の夕方。夕方といっても14時頃。

▼182
コンビナートの風景が夕日と一緒に見える。コンビナートから出る煙をぼうっと眺める。もう少し上の方に行けばもっとよく見えるかもしれない、とさらに上の方へ行くと木の枝が邪魔して見えない。引き返す気力もなく、最後まで登りきる。

▼57
横浜倶楽部のそばでアメリカ空軍のような帽子とサングラスをかけたおっちゃんがイスに座って電話をしている。おじさんを横目に不動坂を下る。

▼202

▼160
ふっと、ここだけ違う風が通り抜けているような階段。だいぶ昔に作られたのだろうか。登り坂で自転車を押す若い女性とすれ違う。ゆっくりと階段を下りていく。

▼63
ここでお腹がすき、休憩。大通りに戻り、どこで食べようか迷っていると、間門のバス停の側に「明華」という古い中華屋を見つける。なぜかその時だけ、パイコーハンという言葉が目に入り、それを目当てに店に入る。おばちゃんが奥のテーブル席に座り、新聞を読んでいるが中断していらっしゃいませと呼びかけて来る。
足が悪いのか、片足を少し引きずりながら厨房へ入っていく。もう一人、厨房に人がいるようだ。お茶とお水が同時に出され、ピッチャーも出される。そりゃ歩きたくないよね、と思いながら他の冒険者のツイートを見てみる。ソーシャルな演劇、という言葉を思いついたのは、もっと後になってから。
パイコーハンは量が多く、900円。すごくうまい。
お店に故障中の古時計がかけられていた。時刻は8じ55ふん。と同時に新しい時計から秒針の音が聞こえる。選挙カーの演説が大通りを通り過ぎていく。店の中は薄暗く、静か。
なぜかこの古時計が気になった。
後から考えてわかったことだが、きっと今、この古時計だけが自分の時間を所有している気がしたからだ。今自分はものすごく広範囲な演劇の中にいる。何人いるかわからない参加者/登場人物の中で共有された数時間は、大きなスケールとごく個人的なスケールを同時に持ちつつ確実に終わりへ向かって進んでいるのに、この時計だけが自分の時間を持っている(ように見えた)。夜か昼かわからない8じ55ふんのこの時計がこの演劇の中で唯一時間の進行を拒否しているように感じたから、きっと気になっていたんだと思う。なんだかうらやましかった気もする。

▼190
↓バス停不動下。冒険の書にあるはぐれ狼という名前に惹かれて103系統へ。
▼103
はぐれ狼は本牧のメインの通りには行かないらしい。どこで降りるか迷いながら、
結局麦田町の近くである山元町1丁目で降りることに。
多分降りた理由は、「黄色いハンカチ」企画の旗を見て自分の知っている場所に来た安心感があったから。

▼193
麦田町の取材で何度か通っていた山元町(大谷家電の取材などで来ていた)。とりあえず冒険の書は見ずにそのあたりを歩いてみる。
歴史を感じる商店街だが、活気、のようなものは薄いかもしれない。
そのまま歩くと「打越橋」が見えて来る。「と」のWSでも行った身近な場所。
なんだかあまりにも自分に近いところに来てしまったので、もう一度山元町へ戻る。

▼132
一度通り過ぎたフライ屋。どうしても気になってアジのフライを頼み、店頭の椅子に座って待っている。そろそろ冒険の書を開こうと見てみると、明らかに自分の後ろにあるフライ屋らしき「声」が載っている。なんだか問題に正解したような気分になりながら、アジフライをいただく。
ソースいる?いります。という会話がなんとなく恥ずかしくなる。
確かににんにくが効いていて、HPは回復される。

▼164
とにかく裏道を今日は行こう、ということで1本違う道へ。
おかしなお寺の建物があり、倒れそうな外観?門?。
その横から珈琲の良い香りがして少し覗いてみる。珈琲が飲めたらいいのに、と思って入ると、
少し頑固そうな店主さんからここでは飲めないと伺う。小学生の絵がいくつか飾ってあり、この人は結構子どもに人気なのかしらと思いつつ、珈琲店を後にする。
【50】を読む。

▼172
こんな場所があったのか。
誰も知り合いのいないお墓に入る時というのは、なんとなく知らない家に勝手に上がり込んでいる気持ちになる。別に怒られるわけでもないのに人の目を気にしながら、散歩。足音を消してみたりする。夕暮れのお墓はしんとしている。

▼138
冒険の書にあった場所に行けたのかどうか、正直わからない。
ただ、随分と細い道を歩いたり、住宅街を歩いたり、散策してみる。
途中、入り口の天井がはがれた建物を見つける。

▼193
そろそろ冒険も終わりの時間になっている。
そういえば編集者Oさんとは、夜に会えたら、と言い合っていた。
どうしようか。なんだかいつもと比べてそんな選択も特別な気がしてくる。
結局本牧へは行かないことにする。きっと夜はまた楽しかったんだろうな。とバスの中で思いながら。

▼103
はぐれ狼は麦田町の青年会館の横で停まる。ここに今年何回来たんだろうか。
「演劇クエスト」と自分の仕事領域がつながるとは。
バスは馴染みの麦田トンネルを抜け、別世界へ連れて行く。
元町で降りて終演10分前。
自分が知り始めたディープな横浜の風景は、もうそこにはない。
今からどこか、さもエンディングにふさわしい場所に行く時間もない。
キラキラとした元町で、徐々に現実に近づき、終演を迎えた。

END





2014年12月3日水曜日

武田力

【自己紹介】
良い意味でも悪い意味でも、「なんとなくで生き過ぎだな」
と思う31歳。前回のクエストにはパフォーマーとして、なんとなく参加。


1. 自宅最寄りからバスに乗り込む(市内在住)。車内で一日乗車券を購入しようと、その意思を運転手に伝えるが、「そんなものはない」的な表情を一瞬される。日常乗らないバスは想像よりも遅く、受付〆切である13:00には着かないだろうことを確信する。前回のクエストでは、観客の遅刻は厳禁というか重罪であったので、道中怒られるのではないかとビクビクする。13:15くらいに映画館に到着。演出家の表情は穏やかなものであった。その安心感もあってか既に勝手知ったる作品の説明をニヤニヤしながら聞いてしまう。手渡された赤い本を開くと、さっそく寺山修司の引用で、さらにニヤニヤしてしまう。

150. 外は秋晴れ。遅刻した分を取り戻そうとなぜか走り出す。

7. バス車内で可愛い女の子が赤い本を右手に持っていて、テンションはさらに上がる。赤い本が目印というか象徴的でいい。彼女とともにバスを降りた「本牧一丁目」で赤い本を持つ演劇センターFの市原さんと出くわし、抱擁する。

61. 「不思議な研究所」メリーゴーランド研究所。確かに不思議で、とても素敵で驚く。こんなアトリエが欲しいと切に願う。思わずトイレまで覗き込む。堪能したのち、61.のパラグラフをようやく読む。横濱競馬場の馬房であったことを知り、テンションは振り切れる。そもそもわたしがはじめて書いた企画書は、その競馬場内に廃墟として佇む一等馬見所を野外劇場にするという案であった。市役所に足繁く通った記憶が蘇る。そして、多くの方に多大な迷惑をかけたことも同時に思い出す。もう一度研究所に戻り、その名残を探す。

43. 赤い本を持つ、あの女の子はもういない。コンパスの使い方もイマイチわからない。若干混乱している。

105.112.167. 山手駅へ、商店街を抜けていく。古風な商店街で落ち着く。

75. YC&ACへと山をのぼっていく。ゴミの捨て方は英語表記。多国籍なコミュニティで遊ぶ子どもたち。環境によって人生はずいぶん変わるだろうことを実感。

214. 覗き見。

75. この機を逃せば、足を踏み入れること二度と叶わないだろうと、YC&AC館内へ。カウンターには女性がふたり「こんにちは」と声を掛けてくるが、〈必ず英語で入館の意思を〉と赤い本にあるので、「へ…Hello」と言う。瞬間、「あなた、なんなんですか」的な表情を揃ってされる。わたしは挙動不審となり、「あ、えっと、館内を見たいのですが」とチラリチラリと赤い本を誇示しながら日本語で告げる。「えっと、入会希望の方ですか?」と 年配の女性から問われる。ひっくり返っても入会はできないと思い、「いいえ、入会は、きっとできません」と伝え、YC&ACを後にする。

39.219.153.182.57.202. 延々つづく三叉路地獄。YC&ACでの一連をもんもんと思い出す。結果、「なんてよくできた演劇なのだろう!」という結論に至る。つまり、赤い本によって与えられる「演劇」によって、当然YC&ACへ入館できるものだとわたしは考えていた。それを「そんなの虚構ですよ、馬鹿ですか?」と突き返され(あくまでも心象風景)、己の現実に立たせ、「いいえ、入会は、きっとできません」とわたしに言わせた。その宣言も含めて計算された「演劇」であったのだ! 三叉路はつづく。

160. 気付けば、樹々が鬱蒼と囲う坂を下っている。

190. そうして、なんだか腹が減っている。

67. なにか食べようと根岸駅へ。そもそも16時からはジェコ・シオンポのダンスを観る予定。集合は根岸駅。

41. 駅前の東急ストアで20%OFFのシールが貼られたパンを購入。外で食べる。それでもあと1時間くらいあるので、マックでコーヒーを求める。隣席の母(30代)娘(たぶん小2)がしゃべっている。娘が「男の子の気持ちってわからないよねー」とたわいもなく母に告げる。

200. バスに乗ってのジェコ・シオンポのダンスは、個人的にはとても楽しめた。バスを降りると、もう夕暮れ。目の前には黄色くやわらかい光に囲まれたメリーゴーランド。この作品の演出家も同じバスに乗り合わせていて、「200.へどうぞ」と誘われて、赤い本をめくる。

井上 明子

【自己紹介】
今回は「西」方面へ。その都度選択した方角がだいたい「西」でした。


【冒険の記録】
▼122
直感で西へ。紅葉がきれいで、こっちに来てよかったと思った。3組の犬の散歩とすれ違う。頂上は見晴らしがよく、天気もよかったので晴れ晴れとした気分になる。

▼76
神社が気になったので、下ってみた。

▼2
縁結び・縁切りの神様がいたので、掲示板をよく読む。イザナギが黄泉の国の醜さにあきれて別れる時に振りはらった裾から生まれた神様とかいてあったような…。
とりあえず、縁切りよりは縁結びかな…と思って左回りにまわる。

▼120
神社前の公園でベンチに腰掛けてみる。オレンジ、茶色、黄色の落ち葉が秋を物語っている。オースターの「ムーン・パレス」で主人公が浮浪者生活を送っていたセントラルパーク(行ったことないけど)をだいぶ小さくしたいい感じの公園だなとおもった。その主人公がおくった日々を想像してしばらくベンチに座った。遊んでいる子どもたちとその親をぼんやりと眺め、発起して大通りへ。

▼178
とりあえず、西。「ニの谷」へ この辺り(だったかな…)で、本牧っぽいアメリカンな飲食店をみつけてすごく気になったけど、お腹がすいていないのであきらめる。

▼95
西の「間門交差点」へ。一区間だけどバスにも乗ってみた。

▼59
西へ。大小ある2つの道。大通りは左に工場みたいなのが見えてそれはそれでよかったけど、今回は小さい方を選んでみた。一気に視界がせばまる。でもなんか安心感もある。

▼211
やたらとある鳥居をみてお参りをし、レトロな床屋のある西へ。

▼92
本当にあった、床屋の裏に神社…!夜いったら怖そうだ。
まだあるとのことなので、さらに西に歩いてみる。

▼36
またも西へ。お腹がすいたところでみつけた喫茶店でランチを食べる。
ご夫婦(多分)で営むコーヒーにこだわっていそうな喫茶店。
ランチは週変わり(だったかな…)のハッシュドビーフだった。上品な味。
食べながら冒険の書を読む。

▼63
白滝不動尊という名前が気になったので、また西へ。

▼45-144
白滝不動尊では、町内のおじさん、おばさん、おじいさんたちが落ち葉のお掃除をしてくれていた。糸のように細い滝を少し眺めてから急な階段を登ってお参りをする。上に行くか迷ったけど、もういっかい滝をみたくなったので、くだってからやっぱり西へ。

▼86
西へ。根岸小学校裏の高台。もしかしたら道に迷ったかも…。この辺りで写真をとった。

▼186
急な坂道って、この階段のことかな…と不安になりながらもとりあえず下ってみる。方向音痴のため自信がなく、通りすがりの方に根岸駅方面への行き方をたずねると、この近くだと教えてくれた。和服のちゃきちゃきした雰囲気の素敵な方だった。
次の予定まであまり時間がなかったので、根岸駅へといそぐ。

時間の関係で、残念ながら冒険はここで終了。
よく歩き、いつの間にか色づいていた紅葉を感じ、秋の空気を意識して吸い込んで歩いたら気持ちよかった。もうすこし冒険の書を読み進めると、気になっていた馬の博物館がでてきたので、しまった、行きたかった…と思った。それは、別の機会にいってみます。


【写真】
普段あまり写真を撮らないのですが、路地をまがった瞬間にみえた景色に、ふと懐かしさを感じて撮った一枚です。

2014年12月1日月曜日

ライアン

【自己紹介】
30歳、男、仏国在住日本人、テクスト作者様の後輩の後輩。


【冒険の記録】
++++++++++++++
▼1(13時)
受付終了ぎりぎりの13時にスタートする。いつも通り。

▼150
建物の外へ。本牧はよく知る土地にもかかわらず、非常にわくわくする。若干の悔しさと共に覚えたあの感じは忘れ難い。

▼187
本牧地区センターと中図書館、約20年ぶりに訪れる。

▼38
よく知るつもりの地で「あなたはストレンジャー」と言われるのは面白い。実際そうだ。

▼128
白い家、ずっと昔に聞いたような聞いてないような。え、コミュニティハウスなんてあるの?

▼171
大鳥中学校、バス停ではよく聞いた名前だけど、入るのは初めてだ。

▼207(~14時)
ここっていつからあるんですか。えっ20年前以上前から。いや全然知らなかったですよ。ああ、やっぱりそうですか。あ、僕はこれのテクスト担当されている方の少しだけ後輩で、面識はほぼないんですけど、え、今そこに来た人ですか!?
なんと いしがみなつきがあらわれた!

▼171
海側に行こう。

▼10
割と適当に歩いているので正しく進んでいるかは微妙。

▼127
正しく進んでいるかは微妙だけど横浜本牧駅に行こう。

▼3
横浜本牧駅まで着いてないけどバスで本牧車庫行っちゃおー。

▼15
いや久し振りに来たな本牧車庫。

▼221
外の人は横浜や本牧にこういうのを求めるのかな。

▼15
そういやバス散々使ったけど忘れ物したことないかもな。傘くらいあるかな。

▼100
こっちのほうが車庫っぽい車庫っぽい!

▼105
あ、105系統来た。え何ミスター本牧って。えー106系統がシャドウ本牧って。俺的には桜道がメインだけどなー8系統だって通ってるしさー。

▼142
ようせいのいたずら、ようせいのいたずら……あった!
というわけで、海外の日本人宿で出逢った人「のお姉さん」がいらっしゃると聞いていたケーキ屋さんへこの機会に。お3時を美味しくいただきました。突然お邪魔してすみません、ありがとうございました!

▼55
山頂公園って行ったことねえな。

▼50
あ、はい。

▼76
へー山頂公園こんな感じなのかー。
めっちゃ犬連れのひと多いなー。お、夕焼けとススキと工業地帯の写真撮ろう。

▼126
覚悟しよう。

▼114
緑ヶ丘高校ってこれかあ。このへん公園多いなー。

▼222
そろそろ終わりだ。222系統楽しむか。うわめっちゃ急で細い坂通るなこれ!

▼200
横浜方面へバスで戻るべく上野町へ向かい、終了。楽しかったなあ。やっぱり知らないところあるなー、いい機会だった。

【写真】
(1)コミュニティハウスで(本イベントと全く関係ない)情報を手に入れた!
(2)横浜で産まれ30年、初めて行った本牧山頂公園が良かったの図。
なお「京浜工業地帯。」とフェイスブックにアップしたら普段と打って変わって多くのいいねをいただく。本牧パワー。


2014年11月30日日曜日

神谷雅宏

【自己紹介】
29歳、男性。会社員。
ドラマトゥルクの落さんのお誘いで参加。
バスの路線と顆粒ダシのカツオと鶏ガラを見分けるのが苦手。


【冒険の記録】
参加日:11月23日
▼150
冒険の始まり。冒険日和の快晴。
スタート地点近くでケンタッキーが食べたくなるが、流石に冒頭から普通すぎると思い、我慢。

▼140、207、171
白い家と青い家を見ながら、コミュニティセンターへ。
たまたま同じタイミングで訪れたスタッフの方と談笑。
諸々のグッズを手に入れ、とりあえず海を目指すことを決める。

▼10、127、146、78
海を目指して歩く。並木道は落葉が進んで、とても綺麗。
冒険の書を読みながら歩いていて、何度か自転車に轢かれそうになる。
危ない。

▼78
マリンハイツショッピングセンター。
昭和の時代を感じさせる建物と飲食店の看板。
築30年から40年ぐらいか。ゲームだったら間違いなく荒くれ者に絡まれるシチュエーション。
それにしても海が見えてこない。コンテナしか見えない。

▼49
バス停に辿り着くが、どうやら横浜方面に戻ってしまうらしいことに気付く。
それは何だか面白くない。
ちょうど腹も減ってきたので、マリンハイツショッピングセンターの中華料理屋で昼飯を摂ることにする。
寂れ感が味わい深い中華料理屋で、ラーメンと半チャーハン。懐かしい味がする。
店にいたのは、何やらワイルドめな中年男性三人と、寡黙なご老人。
男性三人は酒を片手に何やらバイオレンスな話題で盛り上がっている。
何だかいたたまれなくなって、食事を取ったらすぐに席を立った。
いつの間にか、ものすごい満腹になっていた。

▼78、146、127、10、48
若干掟破りだが、旧マイカル本牧前に戻る。
海よりも、とりあえずクエストの目的をクリアすべきだと思ったのだ。
犬状の何かがある噴水の前で一休み。
赤い本を持った男性を見かけるが、機を逃して話しかけられなかった。
胃袋が満たされたら妙に眠くなってきたので、公園方面に向かうことにする。
大体この辺りで、旅の目的を忘れた。

▼76
道すがら、赤いスプレーで「おっぱ 」と書かれているのを見つける。
きっとこの辺りの不良少年が書いたのだろうが、一体どうして最後の「い」だけが書かれなかったのだろう。
スプレー切れだろうか。なら後日にでも書き足せばいい。
わざわざそこまでしようとは思わなかったのか。それでいいのか青春として。
それとも途中で恥ずかしくなったのか。それは青春っぽくていいかもしれない。
そんなことを考えていたら公園に辿り着いた。
広くて犬が沢山いて心地よい。
少しだけ昼寝をした。

▼2
それから、本牧神社へと向かった。
近頃は人間関係で悩むことが多いので、どうにかご利益をもらいたかったのだけれど。
七五三のご祈祷があるらしく、アラサー男性一人では、賽銭も投げられない雰囲気。
仕方なく縁切りと縁結びの社だけお参りする。
色々迷ったが、切り捨てられないものが多いこの人生、諦めて縁結びの願をかける。

▼120、178
新本牧公園の南端あたり。主宰の藤原さんに遭遇する。
そのついでと言ってはなんだが、噂のアンティーク雑貨屋さんに足を踏み入れ、手書きマップを手に入れる。
まあそれはそれそれとして、店主の方がとても素敵なご婦人だったので、色々お話を伺った上に、バッジなども購入する。ホントに綺麗な人だった。
お店で、西へ向かってから三渓園に進むルートを教えてもらったので、そのようにしてみる。

▼95、59
と、思っていたが、少し歩き疲れたので、気紛れにバスに乗ってみる。
満員。何事かと思うほどの超満員。
日々を思い起こしてかえって疲れてしまう気がして、すぐに下車。
辿り着いたのは間門の交差点。
年甲斐もなく、コンビナートの威容に興奮する。
あんなに巨大なものを見たのはいつぶりだろう。
あんなにも大きいのにどこか荒涼としているのは、多分人の気配がないせいだろう。

▼211、110
バスを上手く使えないせいで、流石に足が痛みを覚えていた。
しかし、そこに山があれば登るのが人間の性というもの。
「七曲り」に挑むことにする。
折しも丁度日が沈みかけ、坂の途中から臨む夕空が眩しかった。
ツイッターを開き、ちょうど五分前ぐらいに落さんが同じ道を通っていたことを知る。
なんて便利なんだ、インターネット。

▼182、153、167
間門の交差点あたりから、急激に人の気配が無くなっていた。
この辺りで、3時半を迎え、「あ、これバスの終着点に行ったらクリアじゃね?」と気付く。
しかしバスなど通りそうもない路地に迷い込んでいたので、
とりあえず山手駅を目指した。
途中で良い雰囲気のカフェを見つけるが、ぼちぼち時間が無くなってきていたので、
諦める。
そして駅前。山手駅から出るバスは全て巡回だと気付く。
ああ。絶望。

▼20
こうなったらせめて景色のいいところにいってやる。
駅前で見かけた冒険の書を持った女性につられて、20系統のバスに乗る。

▼125
港の見える丘公園。
僕は大事なことを忘れていた。
景勝地には人がたくさんいる。特にカップルが。
夕焼けに染まる街を眺めているのに、何故か心が荒む。
山を降りよう。街へ帰ろう。

▼31、81、71
歩道のない道が続く。
見る見る日が暮れていく。
たった一人歩きながら、風の吹く音を聞いていると、否応なくセンチメンタルになる。
というかここはどこだ。ワシン坂ってなんだ。
僕はどこから来てどこへ行くのだ。人類の行く末はどこだ。

▼194
そうとは気づかず五叉路を通りぬけ、イトーヨーカドー前へ。
ああ、人里だ。
ほっとする反面、旅の終わりを感じて虚しくなる。
もうすぐ17時になる。

▼55
帰り道などさっぱり分からないので、一度スタート地点に戻ろうかと思う。
しかし道すがら、実にアメリカンでポップなお店を見かけたので、
ついふらふらと立ち寄ってしまう。
ここでタイムアップ。
うん、よく頑張った。よく歩いた僕。
という訳でバドワイザーとフライドポテトで一服。
注文を取りに来てくれたのが、上野樹里似の美人だったので、
今日一日の疲れは綺麗さっぱり消滅した。
良い一日だった。
おしまい。



牧田 夏姫

【自己紹介】
新潟県三条市在住。新潟市を拠点に活動する劇団カタコンベ所属(現在は休団中)俳優。「演劇クエスト」は前回京急文月編に続き、二度目参加でした。前回は『とにかく海が見たい!』一心で冒険書は参考程度な感じだったで、今回は冒険書に振り回されて(?)みようと思っていました。


冒険記録
▼1
〈17時ラストシーンをどこでどう迎えるか、〉という一節が、強く残る。
▼150
旧マイカル本牧前。かつて映画館。新潟母校(映画専門学校)も、かつて映画館だったこと(マイカルほど大きな映画館ではなかったけれど、)地元にある唯一映画館もマイカルだということを思い出す。
▼140
インストラクションに従い本牧通りを歩いていたつもりだったけど、いつまでたってもカーネルおじさんを発見できず、いきなり焦る。〈すぐにカーネルおじさんいるケンタッキーを発見するはずだ。〉「すぐに」と、私感覚「すぐに」が違っていたらしい。焦りつつ恐る恐る道を進み、ようやっとカーネルおじさんを発見したとき高揚感がすごかった
・霊感ゼロ私には、「白い家」が発見できなかった。これかな?と思った白い家は、軒並み生活感に溢れていていた。
・休日中学校には、テニスコートにも校庭にも、ひとっこひとりおらず、静かだった。ここだけ別世界、みたいな気持ちになる。
・コミュニティハウスでアイテムを受け取る。方位磁石使い方がうまくないで、一抹不安を覚える。が、アイテムをゲットしたことがうれしかった(しかもこ一番乗りだったで、なおこと。)
・受付人いわく「センター長(?)がね、あ、今日はいないんですけど、「ここで時間をとらせてしまってはかわいそうだから」って、結構わかりやすいところに置いたんですよ」という『クレヨン王国12か月』を探す。ほんとに「結構わかりやすいところ」だけど、探さないと見つけられない感絶妙さが可笑しかった。
・受付人と話していて、「本牧は陸孤島なんですよ」と言われる。埋め立てて湾に張り出していて、駅が遠いから「孤島」だそう。
・コミュニティハウスをあとにし、テニスコート脇らへんで他冒険者と遭遇する。「あ!」と思うも、声をかけるでもなくすれ違う。
▼171
・海に近づこうと中学校脇小道を選択。が、たぶん小道ちがいをしたらしい?行けども行けども信号ある交差点はなく、大きな道に出てしまう。とりあえず交差点を探して進んでみる。
▼10
・左手にマンション群は見えているけれど、〈パネルに絵描かれた小さな広場が脇にある、信号機ある交差点〉が見つからない。早速、冒険書迷子になってしまった…。冒険書を離れ、並木道を進んでみる。
・左手にイトーヨーカドーが現れて、側溝に何かを落としたらしい女性と警備員さんが、さらわれたドブ前で呆然としていた。
・本牧通りに出て、Golden Cup前で休憩。バスに乗ってみようと思い立ち、本牧二丁目でバスを待っているあいだ、たぶん小学生子が歌う「君をせて」がどこからともなく聞こえてくる。♪地球はまわる 君をせて いつかきっと出会うぼくらをせて
・乗車したバスは横浜本牧駅ゆきだった。乗車して、冒険なかから横浜本牧駅記述があるパラグラフを探す。お母さんにおんぶされた赤ちゃんに見つめられたで、ニコニコしたり変な顔したりしていたら、笑ってくれた。わりと混雑した車内、赤ちゃん周りにいる大人たちはみな一様に赤ちゃんを見つめ、微笑んでいた。無表情だった若い男人が、下車間際に赤ちゃんと目が合って、ふっと微笑んだ瞬間を見た。
▼3
横浜本牧駅というからには駅っぽさがあるんだろうなーと思っていで、肩すかしを喰らった。が、工場萌え私は線路奥に見えている景色にかなり興奮。さっき降りたばかり横浜本牧駅バス停から、本牧車庫ゆきバスに乗る。
▼15
・車庫なかを進む。ウロウロしていたら、バスを運転している車掌さんに「どうもー」と声をかけられてビビる。「あっ!(どうしよう怒られる!)ど、どうも…!」と返事をしたら、笑顔で地面を指差される。〈歩行者専用〉白い文字。
▼100
・営業所なかに入り「すいませーん」と声をかけると、おじさんたちがザワザワしはじめたでやっぱりビビる。「あっあ、これなんですけど…」と冒険書を見せると、ひとりおじさんが「ああはいはい、」と言って何やらカゴを出してきたで安心した。
・〈用が済んだら帰ろう。〉インストラクションに従い、すぐに営業所をあとにする。歩きながら、受け取った『海に逃げた馬記憶』を読み、なぜだか泣きそうになる。啓示、とかいってしまうと途端に胡散臭くなるけれど、こういうはひとつ啓示だなと私は思っていて、今こタイミングで・こんなふうに巡り合ったこおはなしを、巡り会ったということを、大切にしようと思った。
▼46
・〈不思議な形状をしたマンション〉かっこよさ!かっこよすぎて、しばらく眺めていた。マンション前に停まっている車横で中年男女が小さめに言い争いをしていて、なぜか私は勝手に『あーこりゃ不倫だな…』と決めつけていた(たぶん普通に夫婦だったと思う。)
八聖殿へ続く階段が見つけられずマンションなかに入りかけるも、パラグラフ140こと(インストラクション「すぐに」と私感覚「すぐに」ズレ)を思い出して、もうちょっと先に進んだらきっと階段が現れるに違いない!と道を進む。狭い歩道、うしろから自転車に乗った少年がふたりやってきたで、端によける。すれ違いざま、少年たちに怪訝な顔をされた気がした。
▼73
・八聖殿へ続く階段をぼり、さらにもう少し坂ぼり、フェンス越しに湾岸工場地帯を見渡す。すぐ手前にはローラースケートをしているこどもたちが見えた。ベンチに座り、工場地帯を眺めながら、煙草を吸う。『もう、ここでラストを迎えてもいいかも…』と一瞬よぎったけど、〈湾岸エリアに出られる〉とことだったで、行ってみることにする。
▼46
・本牧公園入り口バス停を通過。バス停に立っている人がみんな、演劇クエスターに見えてくる。
▼133
・左手に見える野球場で、少年野球。
私にはふたり、弟がいて、真ん中弟は小学生ころから野球をやっていた。で、少年野球とか甲子園とか草野球とか見ると、「おっ!」と思いつつ、ちょっと複雑な気持ちになる(歪んだ印象だけど、幼いころ、両親は、ことは放ったらかしで/野球をやっている弟には過保護だったから。今はもう何も思わないけれど、少年野球とか甲子園とか草野球とかを見ると、なんともいえない感覚がこみ上げてくる。)
たぶんトイレか何かに行くために一回フェンス外に出たらしい小柄な野球少年が、フェンス内側に戻れずに右往左往していた。誰も彼が右往左往していることに気づかなかった。
▼13
・〈トラックがひっきりなしに走っており〉ことだったけれど、日はトラックすら走っていないほど静まり返っていた、かもめ町。そして、ひとっこひとり、いやしない…。日はとてもいい天気で、目前につづく真っ直ぐな道と・両側に立っている工場風景に(歩き疲れたこともあって、)目眩がした。こ世界に自分だけしかいない、もしくはほんとうはいないは自分なではないか、と思う。ふ頭先へと向かう橋を目指して、ひたすら歩く。
・ふ頭先へと向かう橋へゲートは閉ざされていた!力が抜ける…。岸壁上で釣りをする人がちらほら、人たちが持ってきたらしい脚立を借りて、私も岸壁に登ってやろうかしらと思ったけど、やめた。かもめ町バス停には中年男性が3人、バスを待っていて、私も彼らとバスを待つことにする。列をなすでもなく、それぞれがなんとなーくバス停近くに立って、待ちぼうけていた。
・バス車内には、中年男性と東南アジア系顔立ち高校生男子、老人。高校生男子が下車するとき、車掌さんに「ありがとうございましたー」と声をかけていたでビックリした(地元ではわりと普通光景なだけど、東京とか横浜とかに出てきてバスに乗ったときには遭遇したことがなかったで。)
・気まぐれに本牧ふ頭入り口で下車。車内では気がつかなかったけど、同じバスに乗っていて・同じところで下車したらしい、赤い本を手にした男性を見かける。『私と同じで、本牧ふ頭入り口バス停を探しているんだろうな…』と思いつつも、声はかけなかった。パラグラフ49地図を頼りに、②バス停からバスに乗る。
▼26
バス系統番号と同じパラグラフを参照するといいっぽいんだった!ということを思い出し、シンボルタワーを目指してみることに。車窓から景色がどんどんまちっぽくなって、客層も家族連れや若いカップルなどに変化していった。パパそっくり天然パーマが超絶かわいい男子にニッコリ笑われる。『ほんとにどんどんまちになっていくな~、これシンボルタワーに向かっているかな~?』と思いつつ、歩き疲れた私はウトウトと眠ってしまう。
・ハッと目を覚ますと、マリンタワー前バス停だった。『えっ、まま行くと桜木町ですって!?』とようやくバス行き先を確認した私は、慌てて下車する。シンボルタワーを目指していたはずだったにマリンタワーにたどりついてしまって、脱力。
・とりあえずどこかでお茶をしようと思い、中華街近くドトールに入る(なんか、すごく負けた気がする。)三連休中日ということもあって、界隈は観光客で溢れ返っていた。ご多分に漏れずドトールも混雑していて、レジに並んでいたら若い女人に割り込みされた。こ前夜、横浜へ向かう高速バスに乗る前に寄ったコンビニでも酔っ払いッサンにレジで割り込みされたことを思い出す(ときはなんだか妙に腹が立って、「いいですよ、どうぞ(先に会計してください)」と私は言い、会計しているオッサン後頭部を睨みつづけていた。)ドトールで割り込みしてきた女人は私存在に気づいていなかったようで、さも当たり前であるかように注文と会計を済ませていった。
・喫煙席窓際はじっこで、行き交う観光客を見ながらコーヒーを飲む。冒険書をめくりながら、これからどうしようか…と考えるも、何も浮かんでこなくて、何も浮かんでこないことに焦る。どこに行きたいか、〈17時ラストシーンをどこでどう迎えるか、〉が、少しもわからなくなってしまった。
・ドトールをあとにして、道端で記念撮影をする人たち邪魔にならないように山下公園を歩く。マリンタワー前バス停で、15時半を迎える。パラグラフ50〈思い残すことはないだろうか?〉に、思い残すことだらけような気がするし・でもだからって自分が何を/何に思い残しているかがほんとうにサッパリわからず、途方に暮れる。ひとまず、パラグラフ116に戻ってみることにする。
▼116
・マリンタワー前からバスに乗る。『あ、こバス、さっきここに来るまで通ってきた道を、そっくりそまま戻っているんだ…』と思ったら、なんだか悲しくなった。
▼26
・バスに揺られながら、『一回本牧に戻ろう、そして本牧神社に行って、縁結びか縁切りをしよう』と思う。ためにはたぶん、小港橋バス停で下車するがいいだろうなと思ったけど、なんだか気が進まなかったで、海づり桟橋を目指すことに。
▼60
・夕暮れ海づり桟橋。「すいません、お手洗いをお借りしたいですが、100円かかりますか…?」と受付おばさんに訊ねてみたら、「トイレくらいならいいですよ!向こうに行くんだったら100円かかりますけど!」と言われる。ご好意に甘えてタダでお手洗いを借りる。受付おばさんいう「向こう」には、海上にまーっすぐ浮かんでいる桟橋、上に、釣り人たちがひしめいていた。『100円くらいなら桟橋に行ってみるもいいかな…』と思ったけど、人ごみなかを行く気持ちになれず、しばらく遠くから桟橋を眺めていた。どんどん日が落ちて、16時半前くらい。あと30分ほどで演劇クエストエンディングだと思ったら、まだどこかに行けるんじゃないか?という気持ちになったけど、これからどこへ行ったらいいか、というかどこに行きたいかが見つからなかった。見つからなかったけれどここではない。ここではないだけれど、じゃあどこなかが分からず、焦燥感に駆られる。ひとまずバスに乗ろうと、海づり桟橋バス停でバスを待っているあいだに日没。家族連れが多い。お兄ちゃんに荷物を奪われた女子が全力でお兄ちゃん背中をポカポカ殴っていて、お母さんに怒られていた。一部始終を見ていたで、『ほんとはお兄ちゃんがいじわるしたからなにな…』と思う。
▼26
・3度目26系統。普段からわりと後ろ座席にしか座らないだけど、先頭座席に座ってみる、運転席側。〈17時ラストシーンをどこでどう迎えるか、〉に頭がいっぱいで、景色ことを何も覚えていない。とにかくスタート地点周辺に戻りたい!という気持ちでいっぱい。
▼22
・小港橋バス停。遠くに小さく、自由女神が見える。ここへきてようやく(しかも急に、)周辺位置関係を把握する。まもなく17時になっちゃうどうしよう、イトーヨーカドーに戻ってくるっていうラストシーンはなんかやだ!と思い、徒歩で本牧通りをスタート地点方面へ。七叉路が近いんじゃなかったかしら、と思ったけど、たしかメリーゴーランドがあるんだった!ということを思い出し、一目散に早歩き。
・すっかり日も暮れて真っ暗な本牧通りに、ピカピカ光っていて真っ白くて小さなメリーゴーランドがあった。可愛い天使たちが馬に跨がっていて、大人たちはそまわりで、写真を撮ったり動画を撮ったり手を振ったりしていた。一画だけ夢なかみたいな、やわらかい空気に包まれていた。
 


五十嵐 洋志

【自己紹介】
年齢:50歳になりました。
性別:男
職業:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ事務局

本牧生まれ、比較的近所の小中高を卒業しました。
なるべく多くのポイントを回ることを意識しました。
とても興味深かったです。


【冒険の記録】
▼150
11時にスタート。最初から商店街方面に行くことを決めていたので

▼7
住み慣れた町。でもだいぶ風景が変わった

▼61
ここは昔、学研の科学と学習を買いに来た界隈

▼43
まさしく地元の中の地元

▼136
交差点近くの「梅の湯」に通っていたが今はマンションに

▼115
今はこんなところにもバスが通っている!!

▼222
どんなものかバスに乗ってみる

▼167
6年間通った道をバスで移動する

▼112
また本牧通りに戻る。食事を取る。

▼220
麦田の交差点、ここが一番の悩みどころだったが、実は山手公園に行ったことがなかったので。

▼180
テニス発祥記念館って知らなかった

▼32
ここわかりにくかった。少し道に迷った

▼149
なんとか代官坂トンネルまでたどりついた。足が重くなってきた。

▼195
結構観光客が多い

▼14
このあたりの西洋館エリアも実はあまり来たことが無い。

▼23
観光客だらけ。出来るだけ早く抜け出したい

▼125
丘公園はとてもきれいになった。でもはやく抜けたい。

▼31
人通りが減ってきた。このあたりに来るのはとても久しぶり。

▼71
ワシン坂病院・わき水、懐かしい。昔はわき水の前に「緑のオバサン」がいたのだ。

▼9
確かにこのあたりはエアポケット的に取り残された感じのするエリア。嫌いでは無い。

▼22
小港橋。昔小港団地には多くの友達が住んでいた。建物は5階建てだったが、今は、、、

▼194
昔、この五叉路の近くにちょっとした池があってヤゴを捕りに来た

▼76
結構あるいた。昔は途中で道が切れていたが、今は山頂公園まで行けるんだ。

▼2
神社に行けるんだ。

▼120
本牧神社。今年の正月初詣に来た。この界隈の住宅はとてもリッパ。

▼178
この公園もリッパ。住むには理想的な住宅地?

▼80
三渓園近く。またまた観光客が沢山。早く抜け出すに限る

▼11
少し道に迷った。わかりにくかった。

▼73
八聖殿。ここも実は初めて来た。1階は漁業関係の展示、係の方がとても丁寧も説明してくれた。
ただ、二階は様子が一変!!  異空間に放り込まれたような恐怖感に襲われた。こんな感覚は初めて。。。

▼46
崖を不器用に塗り固めた上には確かに奇妙なマンションが。

▼15
本牧車庫。久しぶりに来た。こんなところだったっけ?

▼100
営業所の中。なるほど。ここであのカードが。。

▼105
かなり歩いたのでバスに乗る

▼128
本牧原。この界隈を歩いてみる。角打ちも気になるな。もう16時近いし。

▼104
角打ちに行こうと思っていたところ、ちょうどOさんからメッセージが!!
Oさんと一緒に地元の方々とイッパイ、と相成った!!
ふと気づくと17時に!!




深野一穂

【自己紹介】
 60代後半・男性・無職。少なくとも3代は続くハマっ子。横浜駅
東口から信号付交差点を通ることなく山手警察近くまでの10Km以上 を歩く
ルートの発見とか、歩くことに関していろいろやってる。



【冒険の記録】

▼150 出発点
 12時に到着、冒険の書を頂く。
 11時過ぎに到着するつもりだったけれど、資料整理のきりが悪くて出遅れまし
た。自宅から106系統のバス一本で来られます。半世紀前は市電4 系統、確か往
復25円だったような気がします。

▼187 南へ

▼38 本牧地区センター
 受付で冒険の書を呈示して、かわいいコンパス(方位系)と「ある商店の記憶」と書かれたカードを頂く。ウォーカーを自称する私は、コンパスを常時持参しているが、今日は頂いたコンパスを使うことにした。
 受付脇のテーブルで冒険の書を眺めたのち、靴紐を締め直して本格的なスタート。と思ったが、隣接する公園でバザーが開かれ、ブラスバンドの音が響いてきたので覗いた。女子中学生のバンドのようだけど、この頃から楽器が扱えることを羨ましく思った。
 ↓
▼128 バス停「本牧原」
 もと来た道を引き返す。


▼48 旧マイカル本牧前
 スーパーに入って昼食用のおにぎり二つとペット飲料を購入して、本牧山頂公園を昇り始める。

▼76 本牧山頂公園内
 坂の途中でK嬢に追いついて上までご一緒。K嬢はレストハウスの見学か。私は、正面に三渓園の見える石の椅子に腰掛けて、まだ歩きもしないのに腹ごしらえ。隣の子連れの外人さんが微笑んでいた。K嬢が手を振りながら、本牧神社方面の坂を下って行った。

▼108 大鳥小学校前
 本牧山頂公園の出入り口でただ一つ通たことのない大鳥口に向かう。近所の人はともかく、交通機関を利用して来るような人にはあまり縁のない出入口。途中の広場で二つ三つのテントを設営していた。
 出入口を出ればすぐに小学校。コンパスで確認して北側道路へ。まあ、太陽の位置で見当はつくけれど。

▼61 不思議な研究所
 路地の奥の不思議な研究所。暫く内部を見学。何頭かの馬が天上、違う天井を走り回っているよう。主は不在だが、恐らく来がけのバス車中から見たあれでしょう。

▼170 せせらぎ公園
 本牧山頂公園に戻るつもりだったが、あれを見るために行き先変更。あれとは、3頭の馬が上下する小さなメリーゴーラウンドでした。

▼48 旧マイカル本牧前
 とりあえず元に戻って出直し。

▼76 本牧山頂公園内
 腹ごしらえした場所を通過して、本牧神社方面へ。

▼2 本牧神社裏手
 階段を下って境内に入ったところに小さな萱場があった。この神社にはお馬流し神事がある。萱で作ったお馬を海に流す。神社から海は見えないが、 少し離れた海釣り公園手前の本牧漁港から沖に出す。未だ伝聞だけだが、一度は現認したい。来夏の仮日程を予定表に登録。

▼120 本牧神社前
 由緒ある神社で本殿前の案内に詳しい。お宮参りの家族が一組。

▼178 新本牧公園
 15時少し前。本牧神社からバス通りへと公園を抜ける。サッカーボールを蹴りあう親子連れ。

▼80 バス停「本牧三渓園前」七差路
 三渓園に向かう。多くはもう帰るのだろう、すれ違う人が多い。

▼191 三渓園
 園内を散策するお客さんはまだ多い。既に影が広がっていて、冬の陽の傾くのは早い。写真はもう無理。茶店で一休み、団子二本。

▼80 バス停「本牧三渓園前」七差路
 根岸方面に向かおうかと思ったけれど心変わり。

▼65 バス停「本牧」
 16時半前。そろそろ帰り支度。桜木町方面行きのバスに乗車。

▼?? バス停「和田山口」
 先ほど見たメリーゴーラウンドに、灯が点っているのが車窓から見えた。急遽下車。

▼170 せせらぎ公園
 メリーゴーラウンドを暫く眺める。こんな小さなメリーゴーラウンドでも楽しいのだろう、小さな子供の列が切れない。

▼?? バス停「和田山口」
 再び桜木町方面行きのバスに乗車。

▼?? バス停「元町」
 17時近い。麦田のトンネルは、私にとって国境の長いトンネルかも知れない。向う(本牧側)とこちら(元町側)で、受ける感じが随分違う。
 17時は元町で迎えることにして下車。

▼?? 元町Eコーヒー店
 コーヒーを飲みながら「沢田教一ベトナム写真集・泥まみれの死」を読む。本牧のキャンプからベトナムに出撃していった兵隊はいたのだろうか。今日の冒険とは関係なしに読んでいたのだが、最後に辻褄が合ったような無いような。

▼番外 真金町金刀比羅大鳥神社
 18時半、元町を後に、寿町を経由して真金町まで歩く。今日は二の酉、例年にない賑わいだ。